22日日曜日は上棟祭が行われました。
一般的な家屋は基礎工事から始まり、棟上げ、外装工事を経て完成する。
その工程は家の構造によりさまざまだが、日本ではこの期間中に二度、神様へのご挨拶をする伝統が
あります。
今回は地鎮祭と上棟祭を一緒に行いました。
地鎮祭とは読んで字のごとく地を鎮める祭りで、土地の神様に対し「ここに家を建てさせてください。」
とお願いするもの。
上棟祭は棟上げ式ともいい、竣工後の安全を祈るもので、「棟木」を取り付けつける際に行われる。
棟木は家屋のもっとも高い場所に位置する横木で、屋根の最上部に、桁行方向(建物の長手方向)
に取付られる。
「これからの家族の幸せ」を祈るお祭りになります。
棟梁が、「千歳棟、万歳棟、永永棟」(せんざいとう・まんざいとう・えいえんとう)
と掛け声をかけ、他の大工さんが家屋のもっとも高い柱を、
「おーっ!」という
掛け声とともに、掛け屋という大きな木槌で音を出します。
「千歳棟、万歳棟、永永棟」(せんざいとう・まんざいとう・えいえんとう)
の意味は
千年も万年も、末永く建物と皆様が丈夫でありますようにという意味です。
先人達からの言葉は重く、この言葉に恥じる事のないよう任される。
一軒一軒の重さを改めて肝に銘じる次第です。
これからも、よろしくお願い致します(⋈◍>◡<◍)。✧♡